2026.01.01
その他脱・勘と経験の経営!「売上の見える化」とBSCで描く成長の地図
「売上は上がっているが、なぜ良いのか理由がわからない」
「忙しいのに利益が残らない、どこに無駄があるのか見えない」
企業の成長過程において、多くの経営者が直面するこの悩み。
持続的に成長する企業になるためには、最終結果である「売上」という数字だけを追うのではなく、その数字を生み出すための「プロセス」や「組織の健康状態」を可視化(見える化)する必要があります。
今回は、経営の健康状態を測るフレームワーク「バランス・スコアカード(BSC)」を用いた戦略設計と、それを実現するシステム活用について解説します。
経営を4つの視点で捉える「バランス・スコアカード(BSC)」
BSC(バランス・スコアカード)とは、財務数値だけでなく、非財務の視点も含めて企業の業績を評価・管理する手法です。私たちは、以下の4つの視点のバランスこそが、企業の持続的成長の鍵だと考えています。
①財務の視点(Financial)
企業の最終的な通信簿です。
- 指標例:売上高、利益率、原価率、投資対効果(ROI)
- 目的:株主や経営者が求める「成果」を数値で明確にする。
②内部プロセスの視点(Internal Process)
成果を出すための業務がスムーズかを見直します。
- 指標例:業務フローの無駄、作業時間、リードタイム、属人化の有無
- 目的:業務効率を高め、誰がやっても成果が出る「再現性のある仕組み」をつくる。
③顧客の視点(Customer)
顧客から見て魅力的な企業であり続けているかを測ります。
- 指標例:顧客満足度、リピート率、継続率、紹介数
- 目的:競合ではなく、自社が選ばれ続ける理由を明確にする。
④学習と成長の視点(Learning & Growth)
将来の成長を支える土台(人・組織)への投資です。
- 指標例:人材育成、スキル習得率、ナレッジ共有数
- 目的:環境変化に強く、自律的に改善できる組織をつくる。
売上を「構造化」して真の課題を見つける
BSCの視点を取り入れると、ドンブリ勘定だった「売上」を論理的に分解できるようになります。
売上 = 案件数 ×単価
これをさらに要素分解することで、具体的な打ち手が見えてきます。
■案件数
- 新規獲得数(アタック率)は足りているか?
- 既存顧客のリピート率は維持できているか?
■単価
- 提案力・付加価値によるアップセルはできているか?
- 専門スキルによる差別化ができているか?
「どこにボトルネックがあるのか」を数値で把握すること。これがデータドリブン経営の第一歩です。
戦略をシステムに落とし込むプロセス
戦略は絵に描いた餅では意味がありません。現場が使えるシステムに落とし込むことで初めて機能します。
- 現状分析・戦略策定(ビジョン、KSF、KPIの定義)
- 業務フローの可視化(現状の業務と数値の流れを整理)
- 可視化システムの構築(KPIをダッシュボード等で見える化)
- 実装・運用・レビュー(PDCAを回し続ける)
多くのシステム開発は「Step 3」から始まりがちです。しかし、「何のためにその数値を追うのか(Step 1〜2)」が抜けていると、高機能なシステムもただの箱になってしまいます。
Shared Value が選ばれる理由
私たちShared Valueの強みは、単にシステムを構築することではありません。
「経営戦略(BSC)」と「現場業務(システム)」を一気通貫でデザインできることにあります。
Shared Value の3つの提供価値
- 経営視点でのコンサルティング
「どんなシステムを作るか」の前に「どの指標(KPI)を追うべきか」から一緒に考えます。バランススコアカードの概念を用い、貴社の勝ち筋を定義します。
2.現場に定着するUI/UX設計
戦略が立派でも、現場が入力しにくいシステムではデータは集まりません。業務プロセス(内部プロセスの視点)を徹底的に分析し、無理なく運用できるフローを構築します。
3.「次の打ち手」が見えるダッシュボード
集まったデータを自動集計し、経営判断に必要な情報をリアルタイムで可視化。感覚ではなく「事実」に基づいた意思決定を支援します。
あなたの会社に「経営の地図」を
BSC導入とシステム化は、言わば「経営の地図」を手に入れることです。
- 感覚ではなく「数字」で経営を判断できる
- 売上の構造が明確になり、打つべき手が見える
- 組織全体が同じ方向を向いて走れるようになる
「システムを入れたいが、何から手をつければいいかわからない」
「今の管理会計やKPI設定が正しいのか不安だ」
そのようなお悩みをお持ちの経営者様、担当者様は、ぜひ一度 Shared Value にご相談ください。
貴社の現状を分析し、最適な戦略とシステムをご提案いたします。