2025.12.30
システム開発「説明が横文字だらけで理解できない」。それ、あなたの理解力の問題ではなく、説明する側の問題です
はじめに
「APIがどうで、クラウドがこうで、SaaSで、バックエンドが……」 システム会社の説明を聞いているうちに、「結局、何の話をしているんだっけ?」と意識が遠のいてしまった経験はありませんか?
「自分がITに詳しくないからいけないんだ」と、申し訳なく感じる必要はありません。それはあなたの理解力の問題ではなく、100%説明する側の問題です。なぜ、ITの世界ではこうも横文字が溢れてしまうのでしょうか。
横文字が増えるほど、本質は見えなくなる
IT業界には、枚挙にいとまがないほどの専門用語があります。
・API / クラウド / マイクロサービス / サーバーレス / コンテナ / SaaS / PaaS / IaaS
もちろん、技術者同士の会話には便利な言葉です。しかし、経営判断や現場の運用を考える際に、こうした言葉の定義を覚える必要はありません。お客様が本当に知りたいのは、もっとシンプルなはずです。
・「何ができるようになるのか」
・「何が楽になるのか」
・「何がどう変わるのか」
ただそれだけです。この本質が見えない説明は、どれだけ専門的でも無意味です。
横文字は「説明した気」になるための便利な道具
不親切な説明をする側にとって、横文字は非常に便利な道具になります。
・なんとなく専門的で、すごそうに聞こえる
・本質的な課題を、言葉の響きで誤魔化せる
・相手が理解できなくても「専門知識がないから」という理由にできる
しかし、「わかったような気がする」という曖昧な状態のままプロジェクトを進めることは、後になって必ず認識のズレという大きなトラブルを引き起こします。
本当に伝えるべきなのは「現場の動きのイメージ」
良い説明とは、専門用語を並べることではなく、現場がどう変わるかを具体的に伝えることです。
・「APIでシステム連携します」ではなく →「同じ数字を二つの画面に打ち込む二重入力の手間がなくなります」
・「クラウドで一元管理します」ではなく →「外出先からでも、会社のPCと同じ最新の在庫状況がスマホで見られます」
こう言われた方が、ずっと「導入後の成果」をイメージしやすくなるはずです。
横文字が多い説明ほど、責任の所在が曖昧になる
横文字ばかりの説明には、もう一つ深刻な問題があります。それは「結局、誰が何をするのか」が見えにくくなることです。
・どこまでがベンダー側の責任範囲なのか ・会社側(現場)で準備すべきことは何か
・万が一のトラブル時、誰が真っ先に動くのか
こうした責任の所在という最も重要な部分が、横文字の煙に巻かれて曖昧なまま進んでしまう。これがシステム導入後のトラブルの火種となります。
本当に信頼できる説明の特徴
私たちが考える「信頼に値する説明」とは、次のようなものです。
・専門用語を極力使わず、誰にでもわかる言葉で話す
・難しい概念を、身近なたとえ話に置き換えて説明できる
・話を聞くだけで、現場のスタッフが動いている様子が想像できる
・質問に対して、さらに噛み砕いて納得いくまで解説してくれる
株式会社Shared Valueの考え方
私たちは、横文字を使ってお客様を煙に巻くようなことはいたしません。
・専門用語は、本当に必要な場面でしか使いません
・使うときは、必ずセットで平易な解説を加えます
・ITの理屈ではなく、現場の言葉に「翻訳」して伝えます
私たちは、「分かったつもり」を作らずに、経営者も現場も「ちゃんと分かった」という確信を持って進める状態を何よりも大切にしています。
まとめ
「説明が分からない」のは、あなたのせいではありません。本当に優れた技術と誠実な姿勢を持ったパートナーなら、専門用語を使わなくても、その価値を伝えることができるはずです。
株式会社Shared Valueは、分からないままプロジェクトを進めさせない、「言葉の通じる」パートナーでありたいと考えています。
「以前の打ち合わせで、意味が分からなかった言葉がある」という方へ
どんな小さなことでも構いません。その「もやもや」を私たちにぶつけてください。株式会社Shared Valueが、一切の横文字を使わずに、その仕組みの正体とメリットを分かりやすく解説いたします。