2025.12.30
その他失敗しないシステムベンダー選定のチェックリスト。価格や機能よりも大切にすべき「6つの視点」
はじめに
システム導入がうまくいかない原因の多くは、実は選んだツール(ソフト)そのものではなく「ベンダー選び」にあります。
「大手に任せれば安心だろう」「価格が一番安いから」「機能が一番多そうだから」 こうした理由だけで決めてしまうと、いざプロジェクトが始まった後に「こちらの意図が伝わらない」「現場の使い勝手が無視されている」といった後悔が生まれがちです。
今回は、導入前に必ず確認しておきたい「失敗しないためのチェックポイント」を整理しました。
1. 業務を深く理解しようとしてくれるか
最初に見るべきは、ベンダーの「話を聞く姿勢」です。
・現在の業務フローを、図に描けるほど細かく聞いてくるか
・「なぜその作業が必要なのか」という背景まで興味を持っているか
・打ち合わせの最初から、いきなりシステムや機能の話を始めていないか
良いベンダーは、コードを書く前に「お客様の仕事を理解すること」に最も多くの時間と情熱を使います。
2. 「現場目線」で具体的な提案をしてくれるか
システムは、現場で使われて初めて価値が生まれます。
・導入後の「具体的な運用シーン」を想定した話をしてくれるか
・現場が操作でつまずきそうな箇所を、先回りして指摘してくれるか
・「こういう設計だと、現場は面倒に感じて使われませんよ」というアドバイスをくれるか
現場の実態を無視した「机上の空論」を語るベンダーは、導入後の形骸化を招くリスクがあります。
3. デメリットやリスクも正直に話してくれるか
信頼できるベンダーは、自分たちにとって都合の悪い話も隠しません。
・「この手法だと、ここまではできるが、これ以上は無理です」
・「このツールには、こういう弱点やデメリットがあります」
・「そのご要望は、今の業務フローではかえって逆効果になります」
「何でもできます」「すべてお任せください」とばかり言う場合は、慎重な見極めが必要です。
4. “導入後”のサポートや拡張性を語れるか
システムは導入して終わりではなく、そこからがスタートです。
・トラブルが起きたとき、誰がどのように対応するのか
・将来、業務が変わったときにシステムをどう変更・拡張できるか
・数年後の法改正や環境変化にどう耐えられるか
導入後のイメージが具体的であればあるほど、長期的に付き合えるパートナーであると言えます。
5. 自社に合った「最適な選択肢」を提示しているか
本当に誠実なベンダーは、無理に自社が得意な手法を押し付けることはしません。
・フルスクラッチ、パッケージ、ノーコードなど、複数の選択肢を比較検討しているか
・「御社の規模と予算なら、今はこれくらいに抑えておくのが正解です」という提案があるか
お客様の予算を最大限に活かし、無駄のない構成を一緒に考えてくれるかが重要です。
6. 専門用語を避け「同じ目線」で話してくれるか
最終的に最も大切なのは、コミュニケーションのしやすさです。
・分からないことを、恥ずかしいと思わずに質問できる雰囲気があるか
・難しいIT用語を、現場の言葉にかみ砕いて説明してくれるか
・「発注者と受注者」ではなく、「同じゴールを目指す仲間」として接してくれるか
まとめ:ベンダー選びは、一生付き合える「人選び」
システム導入の成否は、技術力の高さ以上に「人」で決まります。
株式会社Shared Valueは、単にシステムを売ることを目的としていません。
・現場の理解から徹底的に始める
・無理な提案、オーバースペックな提案はしない
・数年先まで使い続けられる形を一緒に悩み、考える
私たちは、ITのプロとしてだけではなく、貴社のビジネスを加速させる「パートナー」であり続けたいと考えています。
「どの会社に相談すればいいか、判断基準に迷っている」という方へ
まずは私たちの「聞く姿勢」を確かめてみませんか。無理な売り込みは一切いたしません。貴社の現状を伺い、私たちが力になれるかどうか、フラットにお話しさせていただきます。