2025.12.30
その他フルスクラッチ・パッケージ・ノーコード。本当に「合う選択」ができていますか?手段に縛られないシステム選びの極意
はじめに
システム開発にはさまざまな選択肢があります。 「フルスクラッチが一番だ」「ノーコードで十分」「パッケージの方が安い」など、さまざまな意見を耳にしますが、どれが正解かは会社ごとにまったく違います。
大切なのは、流行りや価格だけで選ぶのではなく、何を実現したいのか、どこに課題があるのかを正しく理解した上で選ぶことです。今回は、各手法のメリット・デメリットを整理しながら、失敗しない選び方について解説します。
代表的な4つの開発手法とその特徴
1. フルスクラッチ開発(オーダーメイド)
・メリット:業務に完全にフィットし、独自のルールにも柔軟に対応できる。将来の拡張性も高い。
・デメリット:初期コストが高くなりやすく、開発期間も長くなりがち。
・向いている企業:業務が複雑、または独自性が高く、システムを競争力の源泉にしたい企業。
2. パッケージシステム(既製品)
・メリット:導入が早く、実績があるため安定している。初期コストを抑えやすい。
・デメリット:業務をシステム側に合わせる必要があり、カスタマイズには制限がある。
・向いている企業:会計や人事など、業界標準の業務(コモディティ業務)が多い企業。
3. ノーコードツール(プログラミング不要)
・メリット:開発スピードが非常に早く、専門知識がなくても扱える。初期検証に最適。
・デメリット:複雑なロジックや大規模なデータ連携には向かず、拡張性に限界がある。
・向いている企業:小規模、またはシンプルな特定業務をすぐにデジタル化したい場合。
4. ローコード開発(一部プログラミング活用)
・メリット:柔軟性とスピードをある程度両立でき、開発コストも抑えられる。
・デメリット:特定のツールに依存しやすく、本格的な基幹業務には制限が出ることもある。
・向いている企業:中規模な業務で、段階的な成長を見込んでいる企業。
重要なのは「どれを使うか」ではない
多くの失敗は、流行っているから、あるいは安そうだからという理由で手段を先に決めてしまうことから始まります。本当に重要なのは、以下の3点を掘り下げた上で手段を選ぶことです。
・現場の業務はどう流れているか(実態の把握)
・どこに負担やムダ、属人化があるか(課題の特定)
・3年後、5年後にどうなっていたいか(未来の設計)
株式会社Shared Valueが最適解を提案できる理由
私たちは、フルスクラッチしかやらない、あるいは特定のツールを売る、といった立場は取りません。
・フルスクラッチ
・パッケージ連携
・ノーコード/ローコード
・既存システムの改修
これらすべてを選択肢として持った上で、お客様にとって最も無理がなく、かつ長く使える形を設計します。状況によっては「今はシステム化せず、業務フローの変更だけで対応しましょう」という提案をすることもあります。
システムは「作ること」より「使い続けること」が大事
導入時は良くても、数年後に「使いにくい」「変更できない」と放置されるシステムは少なくありません。株式会社Shared Valueは、今だけでなく、これから先も使い続けられるかという視点で設計します。
・必要以上に作りすぎない
・操作を複雑にしない
・現場の感覚に寄り添う
このバランスを大切にすることが、結果として最も投資対効果の高いシステム導入に繋がります。
まとめ
フルスクラッチが正解でも、ノーコードが正解でもありません。正解は「御社にとって何が最適か」です。
株式会社Shared Valueは、ツールありきではなく、業務ありきで考えます。最適な形は何か、フラットな視点で一緒に設計していきましょう。
「どの手法で進めるべきか、判断がつかない」という方へ
まずは現在の業務の困りごとを、そのまま私たちにぶつけてください。株式会社Shared Valueが、貴社の規模や予算、将来展望に合わせた最適な選択肢を整理してご提案します。