2025.12.30
その他オンプレからクラウドへの移行は「データ」が最大の壁。Embulkを活用して安全かつ確実に移行を進める方法
はじめに
オンプレミス環境からクラウドへ移行する。それは多くの企業が直面する大きなテーマです。しかし、いざプロジェクトが始まると、想像以上の困難に直面することがあります。
・データ量が膨大で終わらない
・データの形式がバラバラで読み込めない
・長年の運用で構造が歪んでしまっている
・どこまでをどう移行すべきか判断できない
こうした理由で、移行プロジェクトが途中で止まってしまうケースは少なくありません。株式会社Shared Valueでは、データ移行・変換の強力な助っ人である Embulk(エンバルク)を活用し、詰まることのないスムーズな移行を実現します。
データ移行が一番つまずく理由
オンプレミス環境のデータは、見た目以上に複雑で「癖」があります。
・CSV、Excel、各種データベースが混在している
・項目名や定義が部門ごとに統一されていない
・今は使われていない「ゴミデータ」が大量に含まれている
・年度ごとに微妙に仕様が異なっている
これらを人手で一つずつ整理しようとすると、膨大な工数がかかるだけでなく、人為的なミスが避けられません。
そこで活きるのが「Embulk(エンバルク)」
Embulkは、大量のデータを異なるシステム間で行き来させることに特化した、オープンソースのデータ転送ツールです。株式会社Shared Valueがクラウド移行においてEmbulkを重宝するのには、明確な理由があります。
・多様な形式を柔軟に読み込める:古いデータベースから最新のクラウドストレージまで幅広く対応。
・構造を変換しながら移行できる:移行元と移行先の「項目のズレ」を、転送の過程で自動的に整えます。
・大量データでも安定して処理:大規模なデータでも効率よく、確実に送り届けます。
・再現性が高い:設定ファイル(レシピ)に基づき実行するため、誰が何度やっても同じ結果になります。
「何度でもやり直せる」仕組みが成功の鍵
Embulkを使う最大のメリットは、データ移行を「使い捨ての作業」ではなく「何度でも実行可能な仕組み」にできることです。
- 本番前に何度もテスト移行ができる
- 途中でエラーが出ても、修正してその地点から再実行できる
- 現行システムと新システムの並行稼働ができる
いきなり一発勝負の本番移行を行うのではなく、何度もリハーサルを重ねることができる。この「安心感」こそが、移行プロジェクトの成功確率を劇的に高めます。
単なる「引越し」ではなく「大掃除」まで行える
株式会社Shared Valueが提供するデータ移行は、単にデータを移すだけではありません。Embulkの機能を活用し、クラウド移行のタイミングで「データの整理」を同時に行います。
・不要なカラム(項目)の除外 ・日付形式や表記揺れの正規化
・クラウドネイティブな構成への変換
これにより、クラウド移行後のシステムはより軽く、より分析しやすい「資産」へと生まれ変わります。
まとめ
オンプレミスからクラウドへの移行において、一番の壁はシステム本体ではなく「データ」そのものです。
株式会社Shared Valueは、Embulkを駆使することで、大量のデータを、安全に、そして整理された状態でクラウドへと導きます。移して終わりではなく、移した後に「すぐに、使い続けられる」状態にすること。それが私たちのこだわりです。
「古いサーバーのデータをどう移行すべきか悩んでいる」という方へ
データの移行は、早めの設計が肝心です。株式会社Shared Valueが、貴社の大切なデータを安全に新環境へ届けるための最適なロードマップをご提案します。